NIOと共同で次世代デザイナー育成支援
Ultrasuede®は、NIOと共同で、中央美術学院にて特別授業を行いました。

中国電気自動車製造販売メーカーとして2014年設立以来、「ユーザーのライフスタイルをより豊かなものへと進化させること」をビジョンとし、車両販売、移動手段を提供するだけではなく、様々なサービスを通じてユーザーに豊かなライフスタイルを提供しています。
2017年の車両販売開始以来、NIOは全量産車種の天井、ピラー、サンバイザー用途へUltrasuede®を採用しています。今般、NIOが開発・販売する新型車ES8/ES6/EC7/EC6の天井、ピラー、サンバイザー用途に、植物由来の再生資源を粗原料の一部に使用したUltrasuede®新製品を採用するなど、NIOと東レは、サステナブルなモノづくりや循環型社会の実現にむけた各種取り組みや将来のビジョンについても共有しています。
NIO Web site https://www.nio.com/about

1918年に中国歴史上初の国立美術教育機関「国立北京美術校」として創立され、中国を代表する芸術家たちが教壇に立ち、中国美術界に影響を与える人材を多く輩出している大学です。
Ultrasuede®は2017年より、同大学の中国トップクラスのモビリティ・デザインを学ぶデザイン学院プロダクトデザイン学部出行創新専攻に対して、継続してUltrasuede®に関する特別講義と卒業制作への素材無償提供を行っていますが、今回初めて、自動車メーカーと共同で取り組みを行いました。
中央美術学院Web site https://www.cafa.edu.cn/en
この特別授業は、モノづくりを通じて社会や人々の生活をより豊かに美しくしたいというビジョンを共にするUltrasuede®とNIOが、共同で若手デザイナーの育成支援を目的に、中央美術学院のデザイン学院プロダクトデザイン学部出行創新専攻2年生11名を対象に行ったものです。①スエード調人工皮革Ultrasuede®素材やNIO内装デザインについての講義、② Ultrasuede®を利用したワークショップと課題中間報告会、③課題最終報告会の3回から構成されました。
講義の中では、NIOデザイナーより、NIOインテリアデザインのコンセプト「Second living room」について、NIOが目指す方向性について語られました。「Second living room」は、シンプル且つ機能的でありながらも、優美で温かみのある心地良い空間づくりをコンセプトにしており、Ultrasuede®を通じて実現したことを紹介しました。
東レからは、Ultrasuede®の50年以上にわたる歴史や、「素材の進化で、まだ見ぬクリエーションを共に。社会をより豊かに、美しく。」というビジョンのもとで開発された様々な製品の情報、今後の素材開発方針など、より豊かで美しい人々の生活・社会の実現への貢献とともに、時代の要請に基づく環境に配慮したUltrasuede®のモノづくりについて紹介しました。

ワークショップでは、社内で不要となったUltrasuede®の生地サンプルや試作の残反など、これまで廃棄していたサンプルを学生に提供し、自由な発想で切る、貼る、縫う等をしたモノづくりを行ってもらうことで、素材を有効活用する「リユース」を行うとともに、学生が素材への理解を深める機会を作りました。
課題中間報告会では、学生たちはこれまでの講義内容を踏まえ、①NIO新型ES6についてUltrasuede®を活用した新しい室内空間デザイン提案、②“Second living room”をキーワードに、家と車で使用できるUltrasuede®を活用したプロダクト提案、の二つから選んだ課題に取り組み、発表を行いました。その後、中間発表にて5名の学生が選出され、さらにクリエーションを加えたのち、最終的な作品の発表を行いました。

優秀賞にはNIO LIFEアイテムとして家庭用照明スタンドを考案、作成した唐什氏が選ばれました。デジタルパーフォレーションを施したUltrasuede®を照明ライトのまわりに立体的に張り込んだ照明となり、NIOと東レは作品のユニークさに加えて、Ultrasuede®の素材の温かみ、断ち切り可能な素材の特性を作品に落とし込んだクリエーションを高く評価しました。

学生たちからは、この取り組みを通じて、専攻するプロダクトデザインを素材という観点から深く考え、素材の特性がクリエーションの幅を広げる、という特別なアプローチを学ぶことができたこと、そしてEVデザインの第一線で活躍するプロのデザイナーから直接アドバイスを受けることができたことは、大変有意義で特別な機会となったとの声が寄せられました。
素材メーカーである東レと自動車メーカーNIOが共同で支援を行うことで、学生たちに素材選びからプロダクトデザインまでの過程における新たな視点や学びを与え、今後の学生たちのクリエーションの可能性を広げました。























